塩基は4種類(T・A・C・G)あるため、DNAは4種類のヌクレオチドから成るポリマーである。DNAがもつ情報とは即ち「4種類のヌクレオチドがどのように並んでいるか」ということである。
DNAがもつ「4種類のヌクレオチドの並び順」はRNAに写される(そっくりそのままではない:T→A・A→U・C→G・G→C)。
RNAは様々な役割を果たすが、その中で1番重要なことはポリペプチド(タンパク質)を組み立てることである。
DNAがRNAに転写されRNAがポリペプチドに翻訳される一連の出来事を遺伝子発現と呼ぶ。同じ個体であればどの部位の細胞も同じDNAを持っている(目の細胞も心臓の細胞も白血球の細胞も同じDNAを持っている)。しかし、目の細胞は個体全体の情報をもつDNAを保持しているが目に必要なタンパク質しか作り出さないし、心臓の細胞も個体全体の情報をもつDNAを保持しているが心臓に必要なタンパク質しか作り出さない。
DNAはその全てをRNAに転写しているわけではなく、必要に応じて必要な部分だけをRNAに転写している。そうして必要なポリペプチド(タンパク質)だけが翻訳されている。


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